佐渡トライアスロン2014 完走記     いわっさん(ブログからの引用)


■レース前日

佐渡でのレース前日は、前日22時には就寝していたはずなのに、6:00までしっかり寝てました。

美味しい朝ごはんをいただいてから、宿の前にある海で海パンのみの試泳。ここからは、スイムコースも見えます。

前日の競技説明会で 「スイムコース変更」 といっていた意味がわかりました。

かなり水温は高めなので、レースはロングジョンに決定しました。





そのあとは、バイクコースのの試走。

バイクコースも道が整備されたためスタートから海沿いをやや長め(2km)にとったコースに変更されていました。

バイクコース試走のゴールはやっぱりトランジション

まだ、準備中でした。 ご苦労様です。






お昼ご飯の後は、準備を少しだけして足らないものを確認してから開会式へ

今年は人数も多くなったので、会場は満員になりました。

サッカーの元日本代表の名波さんのトークや、県立羽茂(はもち)高校 郷土芸能部の佐渡おけさ などで盛り上げていただきました。




そして恒例のレース前の夕飯は・・・ カニです。 宿も 今までに見たことがない人数のお客様で 宴会場はいっぱいでした。


レース前日は、21:00には 就寝で 翌日は 3:00起床です。

ここまでは、怖いぐらいに順調に進みました。

■レース当日(スタートまで)

当日は 3:00に起床

3:30には朝食が準備されているとのことで、それまでに 朝風呂&着替えと準備

朝もしっかり コメをいただき、レースに備えました。

レース当日まで、木曜日からコーヒーを断っていたので、かなり頭の中が コーヒーでいっぱいになってましたが、ここは我慢。

食事後には、ガスター10を飲んで、トイレも済ませて、コンタクトを入れて準備完了!!

本日の5名の佐渡Aメンバーで レース前の写真撮影をして出発

レース会場までは、歩いて10分程度を バイクを押して向かいます。

以前にトランジションバッグを担いでバイクに乗って、紐に絡んで落車し、DNSの方がいたとのことで片掛けのバックでの乗車はチームとして禁止なんです。

会場に向かう途中で、なんか出し切っていない感があるので、会場近くの公衆トイレで最後の用足しで出し切りました。
(ここで ウンも 使い果たしたか (笑))

とりあえずトランジションにバイクをセットし、おおきなミカン箱(ビールケース?)に荷物をいれて、ナンバリング会場のある体育館へ





ナンバリングをしていただき、トランジションに戻りながら、何人かの知り合いにご挨拶。



ゼッケンが年齢順で地域順なので、毎年出場していると、知り合いも増えてきますね。

トランジションでバイクの着替え、ランの着替えやシューズを綺麗に並べて、ウエットを着ます。





この辺りですでに5:30と試泳の時間もあと15分なので、慌てて海へ向かいました。(ここで準備不足もありました)

水温は熱くもなく、いい感じ。

スタート前に仲間や知り合いを見つけて挨拶して、スタート地点に向かいます。

いつもは砂浜から、足首位のスタート位置ですが、今年は胸の高さくらい。

スタートラインのテープを持っているボランティアの方も、胸まで浸かっていただいて申し訳ない感じでした。



さあ、Finishゲートを目指す長い1日のスタートです。


■完走記(スイム編) です。

2年前のスタート位置は 足首が浸かるくらいの浜からでした。

大会案内には、2年前と同じコース案内でしたが、説明会ではコースを変更したとのことでした。





2年前はイルカ飛びをしながらスタートするのですが、今年は水面が胸くらいの位置からの海の中からのスタート。






たぶん参加者を 750名から 1000名に増やしたことで奥行きを増やしたのでしょうね。

自己申告タイムで整列させるようにプラカードは出ていましたが、あまり気にされている人はおらず、インコースかから行くか、アウトコースから行くか。

自分は例年第一コーナーは混むので、真ん中辺りの前列からスタート

いままで2回、佐渡のスイムを経験していますが、今年が一番バトルが醜かった。

足を引っ張ったり、前が詰まって平泳ぎに変えて蹴られそうになったり、「そんなに慌てなくても・・・」ってくらいすごかった。

当然、第1コーナーのターンも ブイから離れたかったですが、身動きが取れないくらいで流れに沿ってのターン

ここからは、少しづつバトルから脱出

ただ、潮の流れが沖に向かっていたのでコースロープ沿いに泳ぎたかったのに人が迫ってきて近づけなかった。

1周回目は無理をする気が全くなかったので、ある程度の流れに乗りながら進む

第2コーナーまで、かなり遠回りをしていた

2コーナーはブイが潮に流されているようで、固定するためのロープが水面ギリギリで ロープを掴んでのターン

ここからは、やっと気持ちよく泳げるようになって、コースロープ沿いを泳いでいるつもりが、朝日でロープを見失って、何度か手を擦っていた。

少し泳ぐと岩礁が見えて、魚も泳いでいる様子が見えた。

かなり遠浅の海岸なので、100m?くらいはイルカ飛びをしながら、1周回目の上陸。

給水をして先頭との位置を確認。(だいたい、300m程度の差かな?)

時計を確認すると 33分台でした。(70分が目標なので予定通り)



2周回目は2年前のスタート位置と同じかな?

イルカ飛びをしながら、まだまだ余裕のスイム

肩も脚もまだまだ元気で、「これは、行けるかも・・・」って感覚でした。

1コーナーまでは、ドラフティング相手が見つからず自力で泳ぎ、1コーナーから2コーナーまでは 1周回目で感じた潮の流れを考えて進行方向を意識して泳ぎました

そして、自分のスイムは2コーナをターンしてからの 500m

ここからキックも使って、たぶん 10人程度をパスしたと思います。

スイムは予定通り!

シャワーを浴びて、水をいただいてトランジションへ向かいます。

自分の周りのバイクは、まだまだたくさん残ってます。(隣はすでに旅立っていましたが)

ジェルを1本、OS-1を少し飲んで、バイクジャージとバイクパンツ、5本指靴下を履いてヘルメット、サングラスと落ち着いて準備完了。

バイクスタートラインへ向かいます。

ここまでは、至って順調です。






■バイク

スタートの時には、心拍をチェックしながら進みます。

最近、バイクのスピード表示が出てこないことがしばしばだったので、腕に付けているGARMINは速度と心拍の表示です。

五島では160bpmでギリギリ180kmを走りきれたので、目安は160bpm以下

スピードとしては 30km/h をキープするつもりで走り、後半に勝負するつもりでした。

そして、30分ごとの塩カプセルと給水と固形物(ワッフル)の補給を意識していました。

最初の補給をしようと思ったときに、予定外の環境を2つ目にしました。

1つは、本来トランジションのかごの保温バックにいれてあるはずのOS-1の入ったバイクボトルが搭載されていたこと。

そして、もうひとつが 補給食いれとしてタッパーを弁当箱の仕切り用に使っているのですが、しっかりとふたがしてあったこと。

明らかに、スイム前の準備不足です。

宿を出るときに運びやすく とか、レースのときまでは残しておくとか って思っていたのですが・・・・

バイクボトルは、保温タイプのボトルで、飲み終わったら捨てる覚悟もしました。

タッパのふたは、空気も入らないくらいしっかりしてありました。(こんな時に限って)

勢いよく蓋をとると補給食をすべて捨てる危険があったため、バイクを走らせながら少しづつずらしました。

やっぱり大会で何かあるな って思いながら、とりあえず蓋を取って、バイクジャージのポケットに収めました。

ここまでに、すでに多くの方に抜かれていましたが、あくまでもマイペースで

そのため最初の30kmまでは、Av.30.7km/h 心拍も150bpm前後 で おおむね予定通りです。


しかし、そこまででした。

それは 30kmあたりを進んでいる頃、OS-1を口にしたあとにきました。

リバース(道路への撒き餌)の始まりです。

ここから、60kmあたりにあるZ坂までに、少なくとも3回はリバースしたと思います。

45kmあたりで、チームメイトのケンチョーさんに追いつかれ

「吐きまくってる (*_*; 」 って応えたのを覚えています。

それでも、Av.30km/h 程度では走れていたので復活を信じてました。

ただ、「オェー!」ってやりながら、走っては 水で口を漱いで の繰り返しは、気持ち的にも滅入ります。

Z坂の滝や いつものお母さんの 「行くっきゃないよー、田んぼで待ってるからねぇー」 の応援に癒され

「今年もありがとー」 って応えられてます。

まだ、なんとかなる

頭の中ではそう思っていましたが、心拍も バイクのスピードもこの時点では上がらなくなっていました。

GARMINのデータを見ると、この時点で Av.29km/h 

皆生と同じで、下りでタイムを短縮するしかない状況です。

このあたりで、だんだんトイレ(小)が気になりだしましたが、72km地点のASは梅干しとアクエリアスをもらってすぐに復帰。

それでも我慢できなくて、86km地点のWSで薬の投入を兼ねてトイレに行くことにしました。

ここは、なにかの施設のトイレ利用で、ボランティアの方が自動ドアの入り口でバイクを預かってくれました。

さらに、WSでは小学生くらいの男の子がいて、「水はある?」 って聞くと、一生懸命 水のボトルのある場所まで取りに行ってくれました。

本当にありがとうございました。

ここでガスター10を再投入で吐き気を止めて復活を信じて再スタートです。



ガスター10を投入するまでに、胃の中身はからっぽです

バイク中に食べたグミやワッフルは、きっと吸収はされていない。

水分もきっと吸収はできていない。
(水分を吸収できない体組成になっているのでしょうね)

そのため、塩をオレンジ、レモン、バナナにつけて補給し、アクエリアスで流し込み

ここからは、DHポジションはあまりとらずに ロードポジションでお腹の圧迫を少なくしました。

すでにタイムとか、順位とかは諦めました。

あとは、完走 のみ !!

こんな時って、「なんでこんな苦しい思いしてバイクに乗ってるんだろう」 とか 考えちゃうんですよね。

さらに、大佐渡から小佐渡に向かう(東から西) は、例年 追い風だったはずが、今年は向かい風

余計にバイクが重く感じて、自分の力の無さを思い知り、落ち込みます。

そんな中、両津港付近で 五島でお世話になったワンコさん を発見!!

「バイクから応援」 ってブログに書いてあったので、両津港近くの商店街にいるかなぁ って思って探してました。

「ワンコさ~~~ん」 って声かけたら、気づいてくれた。

それから、FBつながりのAさんも両津港あたりで応援してくれて、こちらも元気を頂きました。

ここから、ちょっとだけ 手作りパワージェルやグミを食べてみましたが、すでに味覚が変わって脳は受け入れず。

塩カプセルも喉を通らず状態

電解質が不足しているから、水分も吸収されずに トイレだけが近くなって 赤泊で 2度目のトイレストップ

ここで冷静であれば、アミノ酸やらはちみつを投入できて回復した可能性はあったと思うのですが、頭は働いてません。
(いつもか・・(笑))

なので、**の一つ覚えで オレンジ、レモン、塩、バナナ をASで補給しながら距離を稼いでいくのみ。

実はここからのバイクは、昨年の記録よりも早かったです。

小木の坂も、バイクの前半で楽をしたため、例年よりも楽に登れ、最後の村山ASでは あめ玉をいただいてさらに2段坂を登って、あとは大好きな下り。

例年であれば、ここから向かい風なのですが、今年は追い風。

ここまでくれば、バイクフィニッシュは見えてきます。

前方に見えるバイクを数台はパスしたはず。

やっとランとの合流ポイント(あと3km)に入ってきて、すでにランスタートしている Aタイプのランナーや ゴールに向かうBタイプのランナーに声をかけます。
(この辺りで、少しだけ元気になってますね。(あとで思えば。。。))

佐和田の商店街で、またまたワンコさんが応援してくれてます。

今度は、声をかけていただきました。

ふぅ~~、多くの方に 抜かれまくりましたが途中でハンガーノックで倒れることなくバイクは フィニッシュ です。


■ラン

バイクの最後は、少しだけ元気に走れたのでランでどこまで走れるのか?

ゆっくりと入ろうと思ってスタートしても、最初の1キロは 5分30秒台

とりあえず、心拍も150台なのでそのまま行けるところまで

あっという間に、2kmで行けるところまで来ちゃいました。(笑)

入りの3kmまでは、バイクフィニッシュに向かう選手とすれ違います。

チームメイトの パナさんと 2km過ぎあたり、ブチコと3km過ぎあたりですれ違いました。

自分との差は 30分程度か?

ただ、他人を気にできるほど余裕はありません。



とりあえず、最初のエイドで 水浴びと 塩と オレンジ に コーラをいただきました。

塩分と水分と当分の補給です。

まだまだ ジェルを口にする気になりません。 なぜなんでしょうね? 

ただ、次のエイドでは やっぱり気持ち悪くて、トイレに駆け込んで、吐こうとしても何も出てこない。

最初の5kmは 32分19秒 (キロ 6分28秒)

ここから先は、「次のエイドまで走ろう!」

といっても、歩いたり走ったりしている人よりもペースは遅い

目標は次のエイドのみ  5キロから10キロまでは トイレ休憩も入れてすでに 41分34秒まで落ち込んだ。

途中の私設エイドのスイカ や お茶 など 島民の方々の暖かい応援もいただいて少しづつ前へ

すでに Aタイプの 西内選手 は ラスト10キロ。自分は、まだ10キロ。

なんとか T字路の神社までやってきた。

このあたりから応援が増える。

長野から応援に駆け付けたU夫妻から応援をもらったり、MMランやマーシャルでお会いする Uさんにすれ違いでエールをいただいたり(交換できる元気が自分になかった (*_*;)

ペースは キロ7.5分程度に落ち着いてしまっている。 心拍も 130前後

でもこのペースが良かったのか、気持ち悪いのは治まってきた。

そうすると、今度はお腹が減り始める。

市役所では 「神奈川からお越しの いわっさん 」って放送されるも、手を上げてこたえるのが精いっぱい。

ここのエイドで、やっとジェルに手を付けた。 そして、塩レモン と 梅干し 。

口に入れてすぐに走って、また気持ち悪くなるのが嫌だったので、エイドから次の信号までの 50m程度を歩く。

信号を右に曲がって少しすると、 ランの3km地点で バイクフィニッシュに向かっていた ブチコと早くもすれ違い。

「30分以上の差があったはずなのに。。。 「早く抜いてくれ~」 って言った思う。

言った通り、とっとと抜かれた。(エイドでほとんど休んでないのか。。)

でも、これが良かった。

なにか吹っ切れた。 気がした。


前半の21kmまでで、すでに2時間39分

すでにチームメイトの女性に抜かれて開き直ったのか、それとも前を走る女性のお尻が気になったのか

少しづつ走れるようになってきた。

エイドに寄らないときのペースが キロ7に回復。(それでも十分遅いですが。。)

気持ち的にも元気になってきて、やっと周囲の声援にこたえられるようになった。

そして、2度目の折返しの手前で 自分を抜いたチームメイト(ブチコ)が 歩いている。

「***が痛くて」 としか聞き取れず、もしかしたら追いつけるかもと期待させてくれた。

折返しのエイドで 今回の定食 塩レモン、オレンジ、バナナ と コーラをいただいて出発

前を歩いている(と思っている) ブチコを追いかけ始めた。

神社のT字路を左折し、30キロ経過が 3時間43分

ここからのエイドは、基本は 「氷」 あとはオレンジを少々

明らかに周囲とのペースは違う

自分だけランナーって感じで走っている。 (といっても、エイド込みでキロ6)

周囲の応援にも元気に応え、私設エイドのお誘いも お礼を言って 「前を追いかけま~す」 とご挨拶。

歩いていればすでに追いつくはず。 暗くて見失ったか? 

名物の灯篭前も快調に抜けると、街灯がなく、道が良く見えない。(夜にランニングをあまりしない理由でもある)

少し道を外れると、側溝があったはずだが。。。とおもって、真ん中を走った(つもり)

最初にこもったトイレのそばのエイドまで帰ってきた。

ここで、少しだけ補給をいただき、まだ追いつかないブチコを追いかける。

とうとう最後のエイドまで戻ってきた。 それでも追い付かないので、このエイドはパスして前を追った。

少しペースが落ち、後ろから久しぶりに抜かれた。

エイドに寄っておけば と 少しだけ後悔したが、まだまだ走れる。

もうすぐ、商店街。

追いつかなかった。

商店街の入り口で 名前を呼んでいただき、朝からスイム、バイク、ランと応援いただいたAさん、すでにFinishしたチームメイトに迎えられ、皆さんと元気にハイタッチして左折。

あとは、トランジション手前で 夜間用タスキを返却し、Finishに向かう花道へ

元気よくFinishに向かっていると 前には同伴Finishの方

ここはすでにレースは終了

花道にも何人かの知り合いに迎えられ 「いわっさん、おかえりなさ~い」 

何度通過しても気持ちがいい。

苦しかったレースが終わった。

Finishゲートをくぐって、記念品やドリンク、お茶をいただきながら前に進むと、追いかけていたブチコを発見。

自分よりも 11分早くFinishしていた。 結局、歩いたのはほんのわずかで、自分が走っていると思っているよりも早いペースで走っていた。

完敗。 m(__)m