2009-10-25東扇島大会完走記

 待ち遠しい、と思っていた東扇島大会...前日からの雨は上がっているようだが今にも泣き出しそうな曇り空と、肌寒さが、私の心をより重くする。いやな感じの緊張感がお腹の底から湧き上がってくるようだ。

 前日にツカさんとメールで約束してしまったので、行かないわけには行かない。鉛の様に重い気持ちを引きずりながら、東扇島入りした。スイムスタートまでが、異常に寒い。ゴーちゃん以外は、皆同じエイジスタートだ。カズさんに、パナに、ハイジ、と私。応援&カメラマンのツカさんは、暖かそうに着込んでいる。

スイム
 さースタート。水の中のほうが暖かい。いつもながら激しいバトルに巻き込まれてしまう。鎌倉OWでは、足が攣ってしまったので、今回はほとんど足は使わない。手だけで泳いでる。それでも2周目頃から、脹脛に違和感を感じる。だましだまし泳いでスイムアップ。時計を見ると、計測されていない。それだけ激しいバトルだった。

 スイムアップすると、ツカさんに「おそーい!!」と叱咤されてしまった。後から結果を見ると43分。今までの中で一番遅いタイム...

バイク
 トランジットエリアには、ほとんどバイクは残っていない。完全にビリグループだ。情けない。ウェット脱いで(尻もち)寒さ対策で、アームウォーマーと、バイクジャージを重ね着する。さーバイクスタート(トランジットで2人抜いた)。

 風が強い。向かい風では止まりそうだ。8周回、DHバーにテープを張り周回ごとにはがして行く。時々、水分補給。それ以外は、DHバー握って前に追いつけば抜く。一部路面が粗く転びそうになる。少しずつ体が温まってくる。鼻水が止まらない。折り返しの180度ターンが怖い。

ラン
 日産では、ランでつぶれた。が、今回は太ももはいたって元気だ。雨は上がったが、相変わらず風が強い。帽子が飛ばされそうだ。ランコースは公園内を縫うように走る。普段のランニングの様に走る。

 「助さん、たのしーい?」のツカさんの声に「たのしー!」と答えた。雨と風と寒さでスタート前まではいやになっていたのに、何で最後はこんなに楽しいのだろうか?朝感じた重い不快な緊張感は無く、今ここで強い風に向かって走っていることがたまらなく嬉しい。無事ゴールして、後から結果を見ると、3時間まで、あと4分と迫ることが出来た。

 次回の大会まで、ひたすらスイム、スイム。完全にジョイナーに負けてしまっている。


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