2009-9-6初めてのロング、過酷な練習、そしてフィニッシュ・・・じゅんく

 昨年の忘年会で、ジョージと話をしているうちに気分が良くなってつい「来年佐渡Aに出ます!」などと勢いでほざいてしまった私・・・昨年の60q完走時と何も変わらずまたしても失言。。。ただ、言ってしまった以上はやらない訳にもいかず、早速正月から練習開始。


1月 スイム 7.0h  バイク 319.0km  ラン 176.3km
2月 スイム 2.0h  バイク 303.4km  ラン 124.3km
3月 スイム 4.0h  バイク 271.5km  ラン 130.4km
4月 スイム 10.0h   バイク 409.0km  ラン 236.7km
5月 スイム 3.5h  バイク  99.2km  ラン 169.9km
6月 スイム 1.5h  バイク 161.3km  ラン 161.3km
7月 スイム 5.0h  バイク 437.9km  ラン 111.2km
8月 スイム 7.0h  バイク 1002.0km  ラン 205.3km

これが私の今年に入ってからの練習量でした。

1月:まずは慣らし運転として、全てを均等に練習出来るようにしました。
2月:寒いさなか、初のバイクロング練習。1人で箱根湯本を目指す。人生初の100q超え。
3月:1人で芦ノ湖を目指し撃沈。初の150q超え。会社の駅伝大会あり。
4月:1人で丹沢湖を目指しまたしても撃沈。この頃からLSDランを実施。調子は最高潮に。
5月:順調に仕上がっていた矢先に事故にあう。殆ど運動出来ずストレスが溜まる。
6月:日産カップ断念。リハビリがてら軽めの調整。気持ちに焦りが出始める。
7月:後半から練習量アップ。初の大観山。調子は8割まで回復。
8月:先週からの3週連続大観山。初の180q超え。三浦半島1周など、バイクで月間1000qを達成。

これだけの練習をしたうえで望んだ佐渡国際トライアスロンでしたが、結果は、

スイム:1時間20分12秒(251位)
バイク:6時間32分20秒(152位)
ラン :4時間24分45秒(152位)
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トータル:12時間17分17秒(137位)でした。

スイム
 ただでさえ遅い私は、外に回ろうとか気にしている暇はなく、とにかく経済コースを泳ぐことを選択。殴られようが蹴られようがかかって来い!と言う気持ちでいましたが、意外に平和(笑)。結局、ゴーグル内に水が入ってしまい自ら止まった2回を除けば、なかなかのペースで泳ぐことが出来、結果、自身初の参加人数より半分以上でのトランジッション突入へ!

バイク
 前半は飛ばさないと誓ったものの、周りのあまりの速さに困惑。こんなもんなの?と思いつつ皆について行くと、平均で35〜40km/h。これでは後半持たない・・・と思いつつ、流れに任せて行けるところまで行ってみた。練習の成果?なのか「Z坂」は、大観山を登ったことを考えれば全然余裕。ここまではスタミナは平気そう。平均時速も33km/hに落ち着いた。105q地点で、一度道が開け観客が大勢。あまりの歓声の多さに思わずバイク乗りながら涙ぐんでしまいそうに(笑)。そして、「小木坂9q」の看板が見えたところで、どうしても我慢できずトイレにピットイン。これで足が完全に止まってしまいました。その後は時速25〜30km/hがやっと。早めにトイレに行っておくべきと終わってから反省。。。「小木坂」も思ったほどではなく、なんとかトランジッションへ到着!

ラン
 スタミナ自体はまだまだ余裕があったので、前半から飛ばす。最初の10qを50分で通過し、思わず「これは12時間切り出来ちゃうんじゃないの?」と思って浮かれていた13q地点で左足裏太ももがつった。。。痛くて走れない。ストレッチしながらなんとか走るものの1q毎に足がつりストップ。何とかごまかして走っていた23q地点で今度は右足裏太ももがつる。。。これで両足がつり全く走れなくなったため、道端に座り込んでストレッチ。2分ほど休憩して走り始めるも1q満たないうちに激痛が走る。結局30qくらいまでは走ってはストレッチしての繰り返しで、この時点で1q8分ペース。12時間を完全に諦めました。
 その後、一度も口にしなかった固形物(おにぎり)を食べる。。。するとなぜか元気になり走れるように!まぁハッキリ言って気持ちの問題ですが(笑)。
 それでも何とか18時17分の日没ギリギリにゴール出来、感動のフィニッシュを迎えられました。

 ミドルさえ経験した事のないこの私が、飲んだ勢いで発した言葉だけでいきなりロング挑戦なんて自分自身でふざけていると思いましたが、皆さんからたくさんの刺激を受け、過酷な練習を乗り越え、このフィニッシュを迎えることが出来ました。私がこのクラブに入会した時、誰がここまで成長すると思ってくれていたでしょうか?だって私自身、ここまでやれるとは思っていませんでしたから(笑)へなちょこだった私を、ここまで成長させてくれたこのクラブの仲間全員に深く感謝しています。

 最後に一言・・・「横浜鉄人クラブ、永遠なり!!」


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