2008/1/27 若潮マラソン2008 マツ
今回の若潮マラソンは昨年10月のビクトリアマラソンから始めた07〜08マラソンサーキットの第三戦になります。(今年になってから制定した僕の個人的サーキットです。今年中に何戦までいきますか)
結果は、今の僕にとって最高の出来の3:23:05でした。第二戦大田原(3:27:01)の記録を約4分短縮しました。

 5キロ毎のラップです。

  5K 0:24:51      スタートラインまで23秒、追風、出だしはゆっくり行きました。
 10K 0:48:32 23:41  追風に乗ってペースアップ、身体は軽く調子良さそう。
 15K 1:12:01 23:29  さらにペースアップ。
 20K 1:35:51 23:50  向い風になって少しペースダウン
 25K 1:59:48 23:57  30Mの上りも23分台を維持出来ました。
 30K 2:23:31 23:43  アップ、ダウン、アップのきついところ。風は追風。
 35K 2:47:22 23:51  海抜40Mから一気に下り海岸沿いにでる。23分台を維持。    
 40K 3:11:51 24:29  さすがにこの5キロは24分台。向い風。
 FINISH  3:23:05 11:14  ラスト3キロはキロ5分超になってしまった。

  前半 1:41:07
  後半 1:41:58      ほぼイーブンの理想的ペース配分と自画自賛

 4:30起床、5:00自宅発、5:30川島さんをピックアップした後、コンビニで買い物し5:40洋光台発で横横道路〜首都高速〜アクアライン〜館山自動車道を通り7:10に会場着。駐車場は会場裏のベストポジションを確保できました。
コンビニで買ってきたおにぎりとサンドイッチの朝食をとった後、8時頃受付を済ませる。会場はまだガラガラだった。すいているうちに買い物。シューズ8000円、ソックス2足1000円、手袋800円を買う。8時半を過ぎると会場も混んできた。
10キロに出る平井夫妻と会う。平井さんは手術後の復帰第一戦で久しぶりのレースだ。少しおしゃべりした後、車に戻り、ゼッケン付け等の準備にかかる。余裕を持って来たがスタートまで1時間を切っている。
アップは海岸沿いの堤防を10分ほどジョギングした。今日は風が強い。(大田原ほどではないけれど)それに南房総と言ってもとても寒い。防寒対策が重要だ。アップ中に対馬さんにも会った。
さてレースの組み立てだが、今日は3時間半くらいで走るつもりだ。キロ5分弱のペースでリラックスして走ることを目標に、あとは走ったフィーリングで修正していくつもり。

 10分前にスタート地点へ向かった。半袖テクシャツの上に長袖テクシャツ、下はスパッツ、手袋をして頭は耳あてのヘアバンドという防寒対策です。とりあえず前の方に行く。申告タイム順のゼッケンになっていて、僕のゼッケンは先頭グループだった。
10:00スタート。スタート直後は混雑していたが2キロ位からは普通に走れるようになった。(参加人数は2391人です。)スタートライン通過は23秒、2キロ通過は10分30秒だった。キロ5分ちょっとだから出足としては上々だ。
5キロ通過は24分51秒。頭の中でキロラップを計算した。3キロから5キロ間はキロ4分47秒で走っている。少し速いが、身体は楽だし、追風だったので、ペースは落とさなかった。右に海を見ながら快調に走り10キロのラップは23分台に上がっていた。キロ4分45秒弱のペース。追風の助けも借りて身体は軽かった。この楽な感覚でどこまで行けるかが今日のレースのテーマになった。
30キロまでこの調子で行きたいと思った。マラソンはどの道30キロを過ぎれば苦しくなるのは当たり前ですからね。

 若潮マラソンのコースは海岸ラインを23キロまで走る。そこまでは比較的平坦だが海抜4メートルから17メートルの間で何回かアップダウンを繰り返す。その後25キロまでに30メートル弱の上りがあり、25キロから30キロ間では下り、上り、下り、上りの繰り返しで最高地点の40メートルまで上り、30キロを過ぎて一気に下り33キロで海岸ラインに出てスタート地点へ戻ってくるというアップダウンが続くタフなコースですが、道路沿いの花壇には菜の花が咲き選手の気持ちを癒してくれます。僕は調子が良かったので坂は少しもきつく感じませんでした。かえって変化があって良かったと感じたほどです。

 13キロの洲崎を過ぎると方向が変わり風も向い風になりましたが、このあたりからちょうど良いペースで走るトライアスリート風カップルに追いついたので、ぴったり後ろに着いて走らせてもらいました。このカップル、最適のペースで走ってくれて本当に助かりました。15キロのラップは23分29秒、20キロは向い風の中23分50秒。20キロを過ぎて少しペースダウンしたところで前に出ました。
これから本当の上りが始まります。山の中はまったく風を感じませんでした。たぶん追風だったと思います。いつも森林公園で走っているのでこれくらいの上りなら得意です。普通に走っていれば平地では追いつけなかった前方のランナーにもすぐに追いつき抜かしていけます。気分良く走れました。
25キロは上りにもかかわらず23分台をキープ。そしてまだ余裕は残っていました。次は最大の難関30キロまでのアップダウンですが、上りは普通に走り、(ということは抜くばかり) 下りは意識して飛ばしました。下りを飛ばせたのは今回の収穫のひとつでした。この難関も23分台をキープ。

 30キロまで順調に来ました。ここからが本当のマラソンだといわれていますが、下りのせいもあり、ちょっときついかなというくらいで35キロラップも23分台を維持。このあたりはなぜか圧倒的に同世代のランナーが多かったですね。
3時間20分台前半のペースで走っているわけでみな十分に速いスピードで走っていました。その中の一人を下りで抜いたところ、平坦になって抜き返されたのでしばらくは頑張ってついていったことも、ここでの23分台維持につながったと思います。しかし反面その頑張りがラスト3キロのペースダウンにつながったかもしれません。
さらにこの辺から左足にできていたまめが大きくなり痛み始めました。厚めの冬用のアイアンマンソックスをはいていましたが、それが失敗だったかも知れません。一気下りのときシューズの中で靴下がよじれまめが悪化。35キロを過ぎてからは向い風とまめの痛みできつくなり、さっきの同世代ランナーにも置いていかれましたが、ラスト3キロまでキロ4分台を維持することが出来ました。
40キロのラップは、24分29秒、最小限の落ち込みだったと思います。ラスト3キロはキロ5分台に落ちてしまいましたが、今日のレースでは持っている力をすべて使うことが出来たという気持ちでいっぱいです。
そして近いうちに99年大田原(3:17:55自己ベスト記録)以来の10分台も出そうな気になってきたのでした。


home back