2008-11-23自己ベストへの挑戦始まる!
大田原マラソン 2008
マツ

 今年の大田原マラソンは、暑くもなく寒くもなく、風もなしの絶好のコンディションの中で行われた。今回の目標は、3時間半を切るという少し控えめの設定にした。それはこのレースが、今年2月から苦しんだ悪夢のような坐骨神経痛を克服しての復帰第一戦のマラソンになるからだ。思えば昨シーズンは10/07ビクトリアマラソン3:35:50から始まり、大田原3:27:01、1/27若潮3:23:05ととんとん拍子に記録を伸ばしていったが、その後坐骨神経痛が出てまともに走れなくなり、3/2LAは4:14:02、4/20掛川は3:57:19という結果に終わっていた。とにかく今回はまずまずの記録で走りきり、後に続く今シーズンのマラソンレースにはずみをつけたかった。

 5キロ23:49 前半はなるべく抑えて行くつもりでいたが、5キロを23:49で入ってしまった。ちょっと速いかな?ちょっと無理しているかな?と思いながらも流れに乗って走った結果だ。気持ちスピードダウンしたが、次の5キロは下り区間でラップは速くなった。

 10キロの5キロラップ23:10(下り) 行けるところまでこの感覚で走ることにした。通過順位748位。

 15キロの5キロラップ23:26 順調に走れている。

 20キロの5キロラップ23:52(上り) 24分台を覚悟していたが、23分台でクリアできた。通過順位705位、10キロで43人抜いた。

 ハーフ通過1:39:21 このペースで行けば3時間20分を切れるペースだが、典型的なオーバーペースで後半つぶれる展開かもしれない。通過順位690位、1.0975キロで15人抜いた。

 25キロの5キロラップ23:07 今日一番の速いラップだった。たぶん追風でも吹いていたのだろう。余裕はなくなってきた。いつペースダウンが始まるか時間の問題だ。

 30キロの5キロラップ23:59(下り) ここからペースダウンが始まった。かろうじて23分台を維持しているが、この5キロは下りで、前の5キロより少なくても30秒は速くなければならない。通過順位630位、ハーフから60人抜いた。

 35キロの5キロラップ25:00 ついにキロ5分になってしまったが、大崩れしたわけではないので何とかこのペースを維持しようと頑張った。あと5キロ地点から1キロごとに表示がある。タイムをチェックするとキロ5分前後で走れていた。

 40キロの5キロラップ25:35(上り) ペースダウンは最小限に抑えることができた。通過順位507位、10キロで123人抜いた。ペースが落ちていたので100人以上も抜いていたとは驚きだ。集中して走っていたのか、あまり実感はない。

 フィニッシュ 3:23:09 あと2キロも何とかなりそうだったが、最後の1キロで両脚のふくらはぎとハムストリングが痙攣して最後の最後で失速してしまった。3時間22分台の記録を逃したのは残念だったが、3:23:09の記録は予想以上で大満足の結果だ。そして次のレースへのはずみがついた。自己ベスト(3:17:55/99年大田原)更新も夢ではなくなったと感じている。順位484位(1098人中)、最後の2.195キロで23人抜いた。

  5K   0:23:49
 10K   0:46:59   23:10       通過順位 748位
 15K   1:10:25   23:26
 20K   1:34:17   23:52       通過順位 705位
 25K   1:57:24   23:07
 30K   2:21:23   23:59       通過順位 630位
 35K   2:46:23   25:00
 40K   3:11:58   25:35       通過順位 507位
 FINISH  3:23:09   11:11      Finish順位 484位
 前半   1:39:21
 後半   1:43:48

《大田原マラソンの紹介》
 大田原マラソンは、朝早くに出なければいけませんが、10:40スタートですから日帰りが可能です。今回はJRの週末日帰りパスを利用し、通常12000円以上かかるところ7000円の交通費で行くことができました。差額で餃子とビール代を払ってもまだおつりがきました。毎年6:44発那須塩原8:02着のMAXやまびこに乗ります。新幹線に乗ってしまえば後は駅弁を食べてゆっくりするだけです。那須塩原につくと無料の送迎バスが何台も待っています。会場に着くと受付を済ませ、体育館内のいつもの場所に陣取ります。スタート地点は体育館の隣にある400Mトラックです。グランドは昨年からオールウェザーになりました。今年のエントリー人数は1885人でした。例年1000人前後の参加者でしたから今年はかなり増えました。特に女性のランナーが目立ちました。スタート時間の直前にスタート地点へ行っても、前の方に並ぶことが可能です。

 大田原マラソンは5キロから40キロまで5キロ毎にスペシャルを置くことができます。特に後半はスペシャルが楽しみです。僕は25キロ、30キロ、35キロに置きました。また無料のマッサージとテーピングのコーナーもあります。この大会は選手にとって至れり尽くせりの大会だと思います。また走ったあとには横浜鉄人クラブの特別行事が待っています。温泉(無料)で汗を流した後、名物の宇都宮餃子を食べての飲み会(有料)です。

 大田原マラソンは4時間という厳しい制限時間がありますが、4時間というのは、きちんと練習すれば実現可能、練習してないとちょっと難しいという目標にするにはちょうど良い時間設定だと思います。人数が少ないのでロスタイムも少なく記録を狙うには一番の大会だと思います。


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