2008/11/16 イチローの初フルマラソン完走記 イチロー
初フルマラソン完走の記念に完走記を書きます。

●結果:5時間5分56秒(グロス)

●前日のゼッケン受け取り
 今回は前日に大磯プリンスまで出向かないとゼッケンをもらえません。遠方からの参加者を宿泊させる大磯プリンスの閑散期対策じゃないの?と思っていたら、実はゼッケンが郵送に間に合わなかったからだそうです。前日ゼッケン配布は相当不評でした。ま、それはさておいて、大磯プリンスへは練習も兼ねてBikeで向かいました。現地でおスギさんや会社の元同僚に会い、明日はさらに多くの仲間に会えるのかな、と待ち遠しい気持ちになってきました。

●当日までの練習
 箱根ランの後、30kmLSDは必須と思っていたんで、タケさん企画の「戸塚→大磯プリンスほろ酔いプラン付きLSD」を、スイム仲間と土曜に1度やってみました。4時間で走れました。ハーフしか走ったことが無かった僕には、箱根ランで自力で43km(二宮)、LSDで30km走れたことがフルを走れ切れそうとの自信になりました。

●当日の目標
 @笑顔でゴール
 A最後まで歩かない
を目標にしました。
目標達成のための心得=周囲の影響を受けて自分のペースを崩さない。で、2つとも達成できました。(^v^)

●さて、当日
 8:30に会場に着いたので、スタートの列はずっと後ろの方、スタートの号砲なんか聞こえず、「スタートしたらしい」という噂とともに群集が少しずつ前に移動し始めたので、一緒につられて漂うように歩き出しました。間寛平さんや杉山愛さんが笑顔で手を振ってくれて少しモチベーションUP!

 5km毎の小さな達成感を味わいたくて、5km毎のマイレージを意識していたんだけど10km、15kmは目に入らず、5kmから20kmまでは距離感分から「まだかな?」と半信半疑でちょっと辛かった。後で聞いたら、マイレージはちゃんとあったけど、見つけづらかったそう、マイレージは目に入るように大きく掲示してほしいものです。

 折り返しまでは、距離感も分からず、更にどんどん大磯から遠ざかるので気分的に辛い19kmでした。折り返し前で白バイに先導される爆走ワイナイナを目撃、その速さに感動し、拍手と「ガンバレ〜」の声援。でもきっとワイナイナは、自分より遥か後方を走る僕らに「君らこそガンバレー、だよ」と思ってたかどうか?それは本人にしか分からないけど、僕の声が余程大きかったのか、手を振って応えてくれました。

 これ以降、仲間を見つけたくてずっと反対側を見てました。そしたら、爆走安川さんを発見、まるで10kmを走るのと同じようなペースで走ってました!

 そうこうしている内に19kmの折り返しに到達したんで、あれ?もう15km過ぎて19kmなんだぁ、と思い俄かに元気が出ました。これからどんどん大磯に戻るんだと思うと気分は随分楽に。折り返しを過ぎるととたんに歩く人が増えました。半分走って辛い時間帯だから仕方ないですね。そう思いながらも自分には痛いところはどこもなく、まだ走れるゾ、と歩いたりストレッチする人たちを尻目に走り続けることができました。

 でも25km過ぎてから、足を動かし続けることにウンザリし始め、つまり、足を動かすこと以外にやることがなく退屈になってきました。このモチベーション低下の防止のために、沿道で応援してくれる人たちに、「元気くださ〜い」と言って片っ端からハイタッチのおねだりをしました。するとどうでしょう!(こう言っては相手に失礼ですが)退屈しのぎになって、少しずつモチベーションUPができました。これ長い時間走るノウハウでしょうか。音楽楽しみながら快走するせっつさん発見、振り向きざまに声かけました。「膝にきちゃった」と言ってた。でもせっつさんの凄いのは、膝が痛くてもラスト3kmの折り返しで見かけた時もちゃんと走ってたこと、スゴイ根性に敬服!

 そしていよいよ30km、梅ゼリーを食しスタミナ補充、でもペースは抑えて抑えて。。。ラスト3kmの折り返し前、先を行くJRさんを見つけエールを送り、返して頂いた笑顔でこっちも元気に!10mくらい前におスギさん、発見。追いついて声かけようと思ったけど、追いつくどころかラストのエイドステーションあたりで見失ってしまった。

 折り返し後はエネルギーは全部使い切ろうと思い、一応スパート、最後のホテルの登り坂でゴール済みでバス列待ちのスイム仲間から激励の言葉もらいファイナルアプローチ300m。最後は目標の「笑顔」に両手を挙げて、ゴール!もらったゲータレードを一気飲み。やったぁ、フルマラソン完走だぁ!タイム?5時間5分?いいや歩かずに完走したんだし、これから短縮すればいいんだと全て満足!

●帰路
 大磯行きバスは長蛇の列。歩くの辛くて泣きそうな気分で1.9kmの二宮まで歩き始めたら、1号線に出て気が変わり、バスに乗りました。湘南国際マラソンは終わった後の帰路が42kmより辛い。何とかしてほしいです。

●銭湯+打ち上げ
 銭湯に向かうと既に湯上りで打ち上げ会場に向かう隊長、ヨッシーさん、助さんに会い、遅くなって申し訳なさそうな顔すると「まだ銭湯にもいるよ」と聞き安心。銭湯に入ると脱衣場でJRさん、川島さん、タケ1号、2号、じゅんくが既に湯上り。川島さんから「助が、すげえタイムだぞ」と先制パンチ。風呂に入る前から打ち上げが怖くなりました。風呂から出たら、打ち上げ行かないで帰っちゃおうかな、とは思わなかったけど、少し腰が引けたのは確か。打ち上げの席に着いたのは勿論びり。すると奥に座る助さんから強烈な視線。1時間近くも差をつけられていたのを知ったのはその直後のことでした。

 以上、思い出に残る素晴らしい1日でした。


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