2008-6-15 デビューレポート
第22回NISSAN CUP 神奈川トライアスロン大会
イチロー

 大会の写真は ⇒ こちら

1.はじめに
特にこれからトライアスロンにデビューする方に照準を合わせてレポートします。

目標 S40:00+B80:00+R60:00=180:00(3時間00分00秒)
結果 S36:27+B103:24+R59:51=199:42(3時間19分42秒) 235位/247人

報告者略歴(参考データ)
Swim(OWS)歴 5年〜7年(正確ではない)
Bike歴 半年(2007/12/24購入)
Run歴 半年(2007/11/11横浜マラソン10kmでデビュー)

2.レース前

同伴者:
 デビュー戦は、会場までの道順、荷物取扱、精神的支えも考慮すると同伴者がいることが好ましいと思いました。レース前は家族同伴者が、レース中は横鉄の仲間が精神的支えになります。そういう意味で、朝から夕方まで同伴してくれた家内と、レース中すれ違うたびに声掛け合える横鉄の仲間に大変感謝しています。

駐車場:
 受付会場まで1kmもあったでしょうか、遠いなぁ、と感じました。Bikeを押しながらと諸々荷物を持って会場まで歩くのは、前向きに考えればウォーミングアップですが、もし初めてで1人だとちょっとめげます。

受付(8:15-9:00):
 簡単な問診書に記載して即受付完了、ここはスムーズ。ゼッケンをヘルメットとBikeに貼って場内へ。

横鉄エリアに合流:
 10:30の入水チェックまでの間、ここで過ごします。シート持参するといいです。今回はせっつさんのシートをお借りしました。コースなど、不明点を諸先輩方にヒアリングするチャンスです。Bikeのサーキットコースから出るところに左折直後に急な登り坂があり、事前にインナーに落としておかないと登りきれないことをヨッシーさんとツカさんに教わりました。話に夢中になって、トランジットに荷物を移動しておくことを忘れないように。トランジットの荷物の置き方もノウハウだと思いました。ツカさんは、飲み物をクーラボックスに入れておいて、Bike開始時点でボックスから出して、冷え冷えをBike走行中に飲むんですって!こういうところでちょっとした贅沢を入れ込んで心の余裕を作るのも大切な戦術なのでは。ウェットスーツにワセリン塗るのも忘れずに。

入水チェック(10:30):
 いよいよスタート直前。係の方から水道水を浴びせられます。初めての僕にとっては、このひゃっこい水道水がトライアスロンへの「聖水」のように感じられました。ひゃっこい「聖水」で、背筋が伸び、まな板の鯉状態になるのがこの時点です。この時、アンクルベルトっていうICチップを受け取り足首に巻きます。係の方から声はかからず、要領を得ない僕は応援にきていた友人に「アンクルベルト、アンクルベルトォ〜」って言ってもらわなければ危うく忘れるところでした。これがないとタイムが計れませんから、注意されたし。

3.レース中
(1)Swim
 年齢別に3分毎のウェーブスタート。フローティングスタートですが、ウェットスーツのお陰で足動かさなくても浮いていました。あまり心配することなし。不安ならフロート補助剤も浮いていますから、それにつかまればよい。号砲とともにスタート。問題はバトル。バトルでキック食らうのはブイを曲がるところで、一部平泳ぎをする人がいるので、そのキックを食らわないように、ブイ周辺では無理して泳ごうと思わず、ゴーグルを蹴られないように手でブロックしてやり過ごしたほうがいいです。なにしろ、前でターンする人は必死なので。それが通り過ぎたら、次は自分の番。平泳ぎだろうが、犬かきだろうが、思う存分自分のターンをしましょう。後ろの人には遠慮せず。

(2)Bike
 ツカさん情報で周回カウントとして、テープを6枚Bikeに貼って、1枚ずつ剥がしていきました。でもメータもつけていたので、走行距離で周回はメータでもわかりました。応援の沢山いるエリアからサーキット場に入ると周りには海と目前には舗装道路しか見えない。速い人には目いっぱいかっ飛ばせるコースなんだろうけど、速くもない僕には長い道のり。でもそんな時こそお食事タイムと思い、背中に忍ばせてきたバーやかりかり梅を食べてました。開始直前にヨーコさんに「Bike30km経過で食事するとRunで良い効果あるよ」の助言に基づき、実行。あと、かりかり梅はつり防止に塩分補給との事前情報あり1周に1ケの割で食しておりました。お影でふくらはぎはつりませんでした。ふとももの後ろがつる直前ではありましたが。

手元計測データ:
距離41.6km
速度 平均26.7km/h 最高39.6km/h
ケイデンス 平均88 最高122
時間 1時間33分

辛かったこと@:
 サーキット場の海沿いの直線で向かい風の海風が強かったこと。でもこんな時はみんなも同じと思って、辛いのはみんなも同じと割り切ることだと思いギアを1段落しました。

辛かったことA:
 サーキット場に入る急坂でギアチェンジをがちゃがちゃやって前のギアからチェーンが外れてしまったこと。思わぬところでロスタイムをしました。坂の直前でもギアチェンジは落ち着いてしないといけない。

辛かったことB:
 走る経過時間とともに、「足がこんなに疲れてきた。Runなんてできるかなぁ?」と不安になったこと。でも、実力上あれ以上ペース上げられないし、皆さんペ−ス速くて、あれ以上ペースも下げられず、ずっとRunへの不安抱えながらこいでいました。結果を見てもあれ以上ペ−ス落したら制限時間超えていました。

嬉しかったこと@:
 みなマナーが良いこと。抜くとき「抜きます」「右通ります」なんて言われ感激しました。随分多くの方にそのような声をかけられましたが、その中の2人がキヨさんとタケ1号さんでした。僕も速さとは別に、こういうRiderになりたいと思います。速くなきゃ、「抜きます」なんて言えないか(笑)。でもいつか言ってみたいなぁ。あと、別の抜き方で、おなじみツカさんのお尻タッチも経験することができました。タッチの後の「ガンバレヨ」って感じの笑み付きでエネルギーもらいました。

(3)Run
 走し出してすぐに、ふとももの裏に「つり」の兆候があり、10kmもたないかも、とBikeからあった不安を引きずりながら走り出しました。しかし、3km位で痛みが少し和らぎました。Runで辛いのは、Bike直後のRun開始直後なのかもしれません。だから、少し痛くても、我慢すれば足がなれて復活するのです。でもRunはとてもじゃないけど、全速では走れない。ジョギングペース。目標の60分はおろか、ひょっとしたら1時間20分ペースだと思っていました。結果はかろうじて1時間切っていて正直驚いています。

辛かったこと@:
 いつもながら、走りながらコップの水を飲むのは辛いというか、難しい。何度やっても水は、チャプチャプを顔にはかかるが、目標の口に入っていかない。立ち止まって飲むことにしました。

嬉しかったこと@:
 すれ違う横鉄の皆さんと声掛け合えたこと。

嬉しかったことA:
 走ろ終えた横鉄の皆さんが応援してくれたこと。

嬉しかったことB:
 家内やチアガールの皆さんが(次々と僕に寄ってきて(?))ハイタッチしてくれたこと。

4.最後に
 2008/6/15は僕にとって記念すべき日になりました。トライアスロン完走だけでなく、横鉄の仲間になれた、そんな日でした。
当日夜は8時過ぎに篤姫を見ながらウトウト。9時には床につきました。これからも、自分なりに記録を伸ばしていきたいと思います。トライアスロンはBike力が鍵だと心得ました。


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