フル2連発、つくばマラソン完走記 Mr.ビーン

第24回つくばマラソン
2004年11月28日(日)天候:晴

	lap	time
5km	0:30:44	0:30:44
10km	0:27:06	0:57:50
15km	0:26:47	1:24:37
20km	0:26:03	1:50:40
25km	0:26:22	2:17:02
30km	0:25:33	2:42:35
35km	0:26:54	3:09:29
40km	0:26:35	3:36:04
finish	0:11:25	3:47:29

11月23日に大田原を走り、そのとき鉄人メンバーからは無理はしないでやめておけ、と忠告されて、自分でも今回の筑波はパスするつもりになっていた。
しかし、大田原の翌々日から軽く練習を始めたら、比較的楽に走れる。これなら大丈夫じゃないか、と思ったのと、どうやら天気が良くなりそうで、気持ちよく走れそうな気がしてきたので、とりあえず参加してみることにした。間4日間をはさんで今シーズン2度目のフルマラソンである。97年に2週連続で若潮と埼玉のフルマラソンに出たことがあり、そのときの埼玉は3:37とさほど悪くなく、連続のマラソンは自分ではそれほどきつくないという印象がある。しかし今回はさらに間隔が短いのでせいぜい楽しく走れればいいや、くらいの気持ちである。

11月28日、いつもよりゆっくりと出かけたので、土浦駅に着いたのは8時45分頃。すでにバスの行列が駅の陸橋の上にまで伸びている。20分ほど並んでようやくバスに乗る。ここからまた40分近く、ようやく会場に着いたときにはスタートまで45分くらいしかない。

ほかのメンバーたちを探す余裕もなく、とりあえず芝生のスタンドに荷物を置いてトイレの行列に並ぶ。ここでも20分ほどかかってようやく用を足す。もうスタートまで20分ほどしかない。急いで着替え、スタート地点へ急ぐ。トイレの行列は先ほどより長くなっており、着替えの前に行ったのは正解だった。

5分前にスタート地点へ、鉄人メンバーを探しても、もう見つからない。ほとんど最後方からのスタートとなった。増田明美がスターターらしく、前方のスピーカーから頑張ってくださいなどという声が伝わってくる。
10時30分。かすかにスタートの号砲が聞こえ、しばらくしてゆっくりと行列が動き始める。スタートラインを越えるまでに2分40秒。毎年こんなものだ。

今年は夏の前から例年になく良く走っている。5月のジャパンで、あまり納得がいかなかった?からかどうか、バイクとスイムはともかく、ランだけは良く走っている。

6月Run210km、Bike129 km
7月Run267 km、Bike 329 km
8月Run257km、Bike 276 km(Bikeはツールド長野だけ)
9月Run187 km 、Bike190 km(佐渡を含む)
10月Run434 km、Bike 0km(湯本ランを含む)
11月Run360 km、Bike 0km(大田原、つくばを含む)

6月から8月まで200キロ以上、10月から11月20日までは400キロペース。走りこみの成果か、大田原では3:27:33と目標がクリアできたので、筑波はファンランのつもりである。それにしても6000人の大集団でのスタートは思うように走れない。大学のキャンパスの中を一周してスタート地点に戻り、ここで5キロ。のんびり走るつもりではあるが30分を越えている。これは遅すぎる。

キャンパスから道路へと出てコースは北上、ようやく走れるペースとなる。ランナーの隙間を見つけては前に出る、すぐ前の集団に行く手を阻まれるという繰り返しである。
10キロ、ラップは27分に上がる。13キロ地点で左折、さらに15キロを過ぎて再び左折。ラップタイムは26分台まで上がってきた。

15キロを過ぎたところで、「4時間のペースです」と声を掛けながらペースランナーが歩道を走って前へ追い抜いていく。えー、4時間はそんなに速いペースか?むしろペースランナーもここまでは大集団の中で出遅れて、そのため一気にペースを上げているのだろう。

それでも4時間オーバーは避けたい。ペースを少し上げていくと、20キロ手前のエイドでペースランナーを追い抜いた。これでひと安心。このくらいのペースで走っている限り、5日前のフルマラソンの疲労はほとんど感じない。むしろ次第に足が動きやすくなってきたように思う。

20キロ過ぎの私設エイドで五目御飯のおにぎりをもらう。ピンポン球より一回り大きいくらいなのだが、これがおいしく、思わず戻ってもう一つもらおうかと思ったくらい。今年の筑波は例年になくエイドがたくさんある。例年は私設エイドでチョコレートやアメなどを配るだけなのだが、今年は水もバナナのエイドもたくさんある。今回は何も補給食を持っていないのだが、これなら大丈夫である。

えんえん10キロ以上続く一本道のコースを南下し、25キロ。ここまで26分台のペース。
26キロで再び左折、ここからはゆるやかなアップダウンが続く。エイドでバナナを食べ、お汁粉を食べ、チョコレートを食べる。
ドリンクのエイドは、手前にドリンクのテーブル、前方に水のテーブルが置かれているため、少しでもエイドの混乱を避けるためドリンクはパスして道路の中央を迂回し、一番前方の水だけを取るようにした。これだと水を取り損ねることもあるが、エイドの数が多いので問題はない。

やがて30キロ、ラップタイムはここで25分台に上がって今回のベストラップ。気持ちよく走れ、気分的にはランナーズハイに近い。
32キロで左折、ここからは北上して学園を目指す。いつもはここからが一番きつい区間。しかしペースは5キロ26分台以上には落ちず、ほとんどイーブン。
37キロでこのコース数少ない上り坂、ここで右折して残りは5キロ。最後のエイドを通過してふたたび大学のキャンパスへ入り、ここでラスト2キロ。
ゴールタイムは3:47:29、1キロ5分24秒、5キロ27分ちょうどのペース。10キロまでのスローペースのほかは、ほぼ全区間にわたってイーブンペースのマラソンとなった。


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