西湖デュアスロンの私的歴史 2003年7月28日
kanreki

 横浜鉄人クラブに入会してからまだ数年ですが、西湖デュアスロンには1988年、すなわち15年前から出場していました。当時はある商社に勤めていたのですが、その会社が「Do晴海」の法人会員になったのを機会にアスレチック同好会が設立され、そこに金久保さんという松野さん、志村さんの友達がいた関係で出場させてもらったのです。数キロメートルのジョギングから始めて青梅マラソン10kmなどに出ていた頃です。この「Do晴海」には日本におけるトライアスロン創世記にハワイに出たひとたちがいたのもなにかの縁でしょう。この1988年は、「小豆島オレンジトライアスロン」でトライアスロンにデビューした記念すべき年なのです。あの時のスイム前の緊張感を今でも覚えています。

1988年5月3日の行われたデュアスロンは3−120−20kmでした。ランのスタートに遅刻してバイク−ランだけだったのですが、バイクは1周22、3分かかりましたが、ランは2:01:48ですからけっこう速かったようです。故細野さんとの出会ったのはここでした。

それから今年の大会まで20回も出場しています。会の外から多くの選手を集めて数10名規模の大会だったこともありました。選手が数名の大会もありました。1990年4月30日の大会の完走記を添付しておきますので読んでみてください。まだバイアスロンと言っていた頃です。

この15年の記録をひっくり返してみました。
3kmランベスト3タイム
 13:47 (1991.05.19)
 14:06 (1988.10.09)
 14:43 (2003.07.26)
*12年間で1分遅くなっています。

100kmバイクベスト3タイム
 3:13:16 (2000.05.13)
 3:18:00 (2003:07:26)
 3:19:15 (1999.08.07)
*バイクに乗り始めて12年くらいしてから速くなってきたようです。

10kmランベスト3タイム
 56:19 (2003.07.26)
 57:30 (1991.05.19)
 58:05 (1995.10.22)
*ランのスピードは落ちているのですが、バイクの力がついてくるとともにごまかせるようになってきた(?)。

総合ベスト3タイム
 4:27:55 (2000.05.13)
 4:29:19 (2003.07.26)
 4:33:23 (1991.05.19)
*1991年から2003年までの12年の間、種目ごとに速くなったり遅くなったりしているのですが、トータルとしては少なくとも退歩はしていません。

記録を眺めて気がつくのは、短いランは確実に歳とともに遅くなっていること、バイクは歳というより経験がものをいうのでしょうか遅くはなっていません。そして、最後のランはバイクが速くなるにつれてランでつぶれないようになっています。総合では12年前と同じレベルというより多少ですが最近のほうが速くなっています。年齢恐れるに足らずです。

このような図式は、私のようなやり方できた人間、すなわち、たいして追い込まないで「継続は力なり」と続けるだけの練習をしてきた遅い人間にしか通じないのかもしれません。それぞれのレベルで、歳とともに練習の質と量を変えれば速さを維持できると思うのですがどうでしょうか。まだ、私がトライアスロンを始めた48歳にもなっていない皆さん、それから、50歳前後になって将来に不安を感じているひとたち、まだまだ時間はいくらでもあります。

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