日産カップ神奈川大会完走記 カズ

 6月22日、起床後、カーテンを開けると既にまぶしいほどの日が差している。今日は暑くなりそうだ。
8時30分、星川駅に太郎ちゃんとその応援団でトライアスロン初観戦という女の子(22歳)を迎えに行き、会場の日産追浜工場へと車をとばした。
会場に到着すると、大会実行委員長の奈良島さん、ミッチャンが早朝から忙しそうにお仕事の最中。一言声をかけてから受付を済ませる。

 ゴール地点のすぐ裏手にキャンプ用のテントを設置した後、トランジッションエリアにレースギアをセットする。、汚いであろうスイム会場もついでにのぞきに行ってみる。
案の定、水の色は黒い。そしてうねりも結構あるように見える。先月、福江島のきれいな海を泳いだばかりだから、余計に汚く感じる。
コースは、L字型を反時計まわりに2周回。ここのスイムコースはいつもいやだ。

 白戸太郎の流ちょうな司会で11時00分、選手権の部、一般の部の開会式が行われた。今回は、かわいいチアリーダーも駆けつけてくれての華やかな開会式だった。
すでに気温は30度を超えていると放送が入る。

 11時20分、スイム会場にて入水チェック。ウェットスーツを着ている為、待っている間、汗が流れ出て止まらない。
11時30分、選手権の部を先頭に、2〜3分ごとのウェーブスタートをする。
私たち、鉄人メンバー(太郎ちゃん、西生さん、岩見さん)は一般の部2組目オレンジ色のキャップでスタートだ。
大勢のトライアスリートとウェットスーツの臭い。スタート前のいつもの緊張感がこみあげてくる。

 一般の部1組目がスタートし、いよいよ入水。水温はとても気持ちよいが、水はほんとに汚い。視界はほとんどなし。
スイムの目標は、水の申し子、太郎ちゃんより先に陸にあがること。
先頭から3列目の真ん中あたりをスタート位置に決めた。すでに太郎ちゃんは見失っていた。(最前列にいたらしい)
例のラッパのようなスタートの合図で一斉にスタートする。
最初のコーナーまでは、距離が短くまわりがばらけずに自分の泳ぎができなかったが、沖へ向かう長い直線に入ってからはマイペースで泳げた。
沖はかなりうねりがあった。1周目を終了するころには先にスタートした黄色キャップをパスすることができた。呼吸はきつかったが、2周目も順調に泳ぎ切りスイムフィニッシュ。タイムは0:25。まずまずのスタート。(太郎ちゃんにも勝った!)

 バイクは工場内を8周するテクニカルなコース。 今回はサドルを一番前までずらした日産仕様での挑戦だ。
先週の本牧練習で試したらいい感触だったからだ。
水分補給に気をつけながら、後のことは考えず思いっきり飛ばした。 テストコースの直線では40キロオーバーで走行することができた。
アイアンマンジャパンでは抜かれまくったバイクだったが、今回は先にスタートした選手権の部の数名をのぞき抜かれた覚えはない。
周回ごとのサブちゃんと塚越さんの応援もとても励みになった。
後半かなり足にきてしまったが、バイクラップ1:17でフィニッシュ。去年より5分短縮することができた。(自分のメーターだと距離が45キロあった)

 ランは工場内を3周回するコース。
足はほとんどバイクで使い果たしている。 後は10キロのランをいかに自分に負けないで走れるかだ。
気温は上昇し、エイドでは頭から水をかぶりながら走った。(トライアスロンやってるって実感)2周目では情けないことに左ふくらはぎがつってしまった。
弱虫な自分と戦いながらランゴール。ラップタイム0:44。(弱虫な自分に軍配)
ゴール後、すぐに塚越さんとサブちゃんが迎えてくれた。

 着替えを済ませたあと「少しの充実感」と「もっと強くなりたい」という気持ちをかみしめながら、日産名物カレーライスを食べた。

 今回のリザルトをみると62歳の人が、総合10位にはいっています。
我クラブの関谷さんも元気だが、最近の60代はパワーが違う。
負けてはいられません! 自分もまだ20年以上も?レースに出場できるってことですから・・・・。

	スイム    0:25:03 (38位)
	バイク    1:17:38 ( 7位)
	ラン     0:44:14 (44位)
	総合     2:26:55 (18位) エイジ 40−44(2位)

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