フロリダの完走記
11/6(水)
成田空港へ集合。そこで、ツアーの参加者に、若い女の子がいたので、話しを聞くと今回が初めてのトライアスロンということで、私は「まあ気楽にがんばって」と偉そうに言っていたが、あとで大変なこととなった。
そんなこんなで、成田→アトランタ(約12時間) アトランタ→パナマシティ(1時間30分) バス(20分)で宿泊するコンドミニアムに行く。
コンドミニアムsunbirdは、食器・電子レンジはすべてついている。
同部屋の方は、昨年もフロリダに来ていて、いっしょに行動をしていたので、安心であった。
到着後すぐに、近くのスーパーマーケットに行き、ビール・ワイン・食料を買い込み、スーパーのカートでそのままコンドミニアムへ戻る。
11/7
(木)選手登録が終わり、同室の方とトイレに行き、同室の方が「チップは、左足の外側に付けるんですよね」と言ってきた。しかし、自分は、チップを貰っていなかった。ビックリして選手登録会場に戻り、チップを貰った。
その後IRONMANグッズを買いに行く。すごい人たちがいて、イヤになる。50分ぐらい並んでやっと買うことができた。もういやだ。
次にバイクを組み立て、試走。右側通行が慣れない。約15km乗ったが、2週間前の落車後初めてのバイクだったので、何か怖くてDHポディションが取れない。その後5kmランを行った。
夕方からウエルカムパーティーであったが、海の夕日がきれいだったので、パーティーには行かず、部屋で夕日を見ながら、ワインを片手にカッコをつけていた。
11/8
(金)バイク・トランジット用具を預ける。翌日レースのため、8時に寝た。
11/9
(土)3:30
に起床。4:40のレースNOマーキングチェックとバイクのセッティングし、一度コンドミニアムに戻り、再び6:20からスイム会場へ。7:00
スタート。今年は、波が荒く、折り返し地点がよくわからない。一周目時計を見ると41分。かなり遅い。ガックリしながら2周目へ、スイムゴールは1時間26分もっとガッカリ。バイクスタートするが、メーターが動かず、またスイムの遅れを取り戻そうとかなり飛ばし、結構抜きぬきモード。しかし、50km地点から臀部の痛みが最高潮。ここでおおきくペースダウン。さらに風が強くなり、前へ進めない。「これで終わった」と悟りました。
しかし、100kmぐらいから、痛みはありながらも、ちょっと調子が戻ってきた。そうしているとTREKのタイムトライアル用フレームにZIPPのディスクホイルをつけたおじさんと60kmぐらい競り合って、最後自分がちぎったのですが、これこそ宝の持ち腐れだと思った。
さらに、130kmぐらいから雨が降り出したが、何とか去年と1分遅れでゴール。
ランスタートは、去年より約10分遅れであった。しかし去年より、記録が悪かったらなにを言われるかわからないと思い、飛ばし気味に入る。最初は、全く足が重かったが、3〜4km経つと軽くなり、いいペースになった。
ランは、2往復のコースである。最初の折り返し10.5kmを55分で走った。自分としてはいいペースと思い、一安心。もう少しゆっくり行っても大丈夫と思っていると、同室の方とすれ違った。すると「女の子は、前にいるよ」と言われ、そこからペースアップ。19km付近で追いつき「速いじゃん」とか言いながら内心はすごくホッとした。
そうすると、またペースが落ちていき、2周目の行きが、1時間、帰りが57分で、トータル11時間11分29秒。昨年より少しだけよかったのでひと安心。
11/10
(日)リザルトを見ると、428位。悪コンディションのせいか思いのほか順位がよかったのでホッとした。
アワードは、盛り上がりよかった。でも優勝者のコメントが長すぎた。やはり、オーストラリア人だからかなあと思った。
11/11
(月)これが悪魔の日である。AM3:30出発のため、飛行機の中で寝るからいいと思い、ほとんど寝ずに出発。するとパナマシティの空港で天候不良のため、アトランタで延泊というはめになった。パナマシティで4時間、アトランタでチケットの再発行・ホテルの手配等空港で3時間待たされる。
またツアーの一人がパナマシティで乗り遅れていた。
なんだかんだしてホテルに到着。こういうトラブルがあると意外とみんな仲良くなり、
それから10数名でシーフードレストランに行き、大宴会となった。
11/12
(火)1日遅れの帰国となった。
明日会社に行くのが怖い。