メンバー インタビュー

社　長　〔インタビュー：2004年5月〕

トライアスロンと人生は 「Together」 だ！ ： 宮古島は完走できずに悔しくなかったですか？ ： 行くときから完走は無理だと思っていたので、悔いはないです。 今回は、再来年のために、とりあえず申し込んだのです。当たらなくていいと思っていたのに、それが、どういう訳か、当たってしまいました。 申し込んだ後に、手術する事になってしまいました。１２月に背中と肘を手術しました。 ： どういう病気だったのですか？ ： 病気は「脊柱間狭窄症（せきちゅうかんきょうさくしょう）」。どういう病気なのかは、良くわからないです。 症状は、走ったり、歩けなくなる。しびれてくるんです。１０〜１５分位するとしびれてくる。 ３年くらい前から症状が出てきて、薬を飲んでいました。何度も医者に診てもらったけど判らなかった。 でも去年、横浜の病院でＭＲＩを使って調べてもらってやっと判った。結果的には走れなくなってしまった。 でも、先生にはレースに出ていいと言われました。 完走できなくて悔しかったけど、できるだけのことはやったので満足している。 回復したら、またスイム、ランをやりたい。 レースの結果は、本当は悔しいんだけど、現実は認めなければならないから、仕方ないです。 みんなと同じ時間を分かち合えたから良かった。自分の成果となりました。 また来年、是非やりたい。みんなと一緒にスタートラインにつきたいです。 ： どこでリタイアしましたか？ ： 時刻は午後７時１８分。場所は折り返し地点。 係員は折り返し地点の撤収を始めていた。折り返しの関門は７時１５分だった。バスに乗れと言われた。 ： それぞれのタイムはどれくらいでしたか？ ： スイムは１：０８。 ウェットスーツの調子が悪かった。まだお金は払っていないけど、ちゃんと払います。 ウェットの具合が悪かったのとキックができないので、スイムは納得がいかなかった。 バイクでは風が強かったです。タイムは、６：３０くらい。 回転が回らなかった。やっぱり、練習していないからダメだったです。 バイクは好きです。爽快感があるから。 ランは苦しいだけ。 ランを一緒に練習してくれて、走り方を教えてくれるひとが欲しい。３種目のレースに出るためのトレーニングをしてみたいです。 ： どんな練習をしましたか？ ： バイクは、スポーツクラブではエアロバイクを漕いでいます。家ではローラー台を漕いでます。４月の本牧デュアスロンではその成果が出たと思います。でも、実際に乗ったのは、宮古島の一週間前に小田原に行っただけでした。 ： 宮古島では、どんなことをしましたか？ ： レース前の土曜日には、パワースポーツ主催のトライアスロン・クリニックに出ました。バイクでは、宮塚さんがパンクの直し方などを教えてくれました。でも、あんまり上手じゃなかったです。本人も実践じゃあんまりやったことは無いと言っていました。パンクするようなタイヤを使っちゃダメだとも言っていました。 ストレッチは、湘南ベルマーレの中島さんが教えてくれました。 月曜日の山ちゃんの結婚式もとても良かったです。 ： 宮古島の大会はどうですか？ ： 年に１回、これだけでもいいから参加したい大会です。ロングの目標は宮古島です。 ： アイアンマンには？ ： アイアンマン・カナダは、１９９８年に完走しました。２００１年は、レイクプラシッドで行われたアイアンマン・ＵＳＡへ行きましたが、完走できなかった。 一応、アイアンマンです。 ： トライアスロンを始めたきっかけは？ ： １５年以上前に、アクラ本牧で、松野さんと知り合いになりました。 以前は、８５、６キロ体重があって、運動しろと医者に言われ、アクラに通うようになりました。水泳がいいと言われました。 アクラは友達に紹介されました。 アクラでは松野さんに誘われて走ったりしました。仲間の飲み会に誘われて、友達も増えました。その仲間達と１９９４年にはホノルル・マラソンも完走しました。 ： 今まで参加して楽しかった大会は？ ： プーケット島の大会ですね。鉄人の仲間と行って楽しかった。あんな風に、気楽に参加したいです。 今回の宮古島も面白かったですよ。初日が大雨だったので、４日分の買い出しをしたんだけど、する事が無いので、３時頃から飲みだしてしまいました。 翌日の土曜日には、金曜日に何をやったのか憶えていない人もいた様でした。泡盛は美味しかったです。黒麹を味わうためにも、泡盛はお湯割りがいいですね。 ： トライアスロンは好きですか？ ： トライアスロンは、トップもいるけどビリも必要です。目指すは、ブービーメーカーです。 宮古島はみんなと一緒だから、いい大会です。９時過ぎにゴールする選手も、楽はしていないんです。トップの人達と同じように、やっぱりきついと思う。練習しても速くなれない人達もいるんです。 ： 宮古島は何回くらい行ってますか？ ： 実は宮古島は、大会参加ではなくて行ったことがあります。ダイビングで行きました。 ケンズカップの抽選会でチケットを貰いました。宮古島には選手で行きたいと思っていました。どんな所か、一度行ってみたいと思ったので、かみさんと一緒に行きました。 次の年にはレースに出ることができました。もう宮古島には６回くらい行ってます。 ： 奥さんはなんと言ってますか？ ： 宮古島では、かみさんに止めろと言われた。ランの１０キロくらい行ったところで。でも、止められなかった。 本人の前では言えないけど、オレがいるのも、かみさんのお陰です。あんないいやつはいません。 ゴールでかみさんが待ってくれていると安心します。宮古島では、ゴールで待っていたかみさんは、オレに背中をたたかれて、びっくりしてました。 もう１年間練習して、宮古島でゴールして、かみさんを喜ばせたいです。 ： 年はいくつになりました？ ： ５５歳です。 いつまでもレースには出続けます。スタートラインに立つだけでもいいです。エントリーするだけでもいいです。年をとったらできないから。 家族には、もう止めろと言われている。でも、やっていない人にはこの気持ちは判らないです。 オレ達は練習しても速くなれないけど、やっぱり頑張りたい。 みんなから『平井さん、頑張りましょう』と言われたい。孫にもやらせたい。若い人に引き継いでいきたい。みんなと一緒にやりたいです。 共に頑張る、「Together」の気持ち、人生と一緒です。 ありがとうございました。お体とご家族を大切にして下さい。また、トライアスロンを楽しんでください。