2007-2-11 2007年 第1回 デュアスロン キヨ

 今回は、思いもよらぬNET1位だった。
 スイムは昨年ほどまでの練習は出来ておらず、直前の1週間で何とか辻褄を合わせた感じ。ランも、このコースでのベストとは言え心地よく走れたとは思えなかった。結果、またもや、ハンディに助けられた、というところかな。

 レースを振り返ると、スイムは昨年同様、本吉と同コース。昨年は1,000mまで同タイムで、最後何とか逃げ切ったという展開。今年は25′20″前後で行けたら良いかな、と思っていたので、最初から離される覚悟だった。だから、500mまで全く同タイムでも、私には昨年ほどの余裕がなかった。さらに、550mターンの時にゴーグルがずれて2度立ち泳ぎ、700m迄の間に、10秒弱離された。800,900mで少し戻したが、1200mから昨年とは逆に、スパートされ力尽きた。本吉もプールの改装で泳ぎ込みができなかったそうだが、さすがの力泳だった。私も終わってみれば25′03″、悪くはなかった。

 トライアスロンを始めた頃は27分位が限界。練習を重ねてもなかなか25分30秒は切れなかった。ただ、この2年ほどタイムが短縮できた理由は、やはり練習量と質が上ったためだと思う。その練習方法の一つとしてレース2・3日前にいつも、「バシャバシャ泳ぎ=自分で勝手に名付けた=」をやる。25mを何時もの倍以上のストローク数にして回転をあげてダッシュするのだ。腕をいかに早く回すか、だけ考える。速くではなく、早く。ただし、キャッチとプッシュはしっかり行う。折り返し25mは逆にストローク数を少なくする(所謂、ハード・イージー)。これを練習の最後に3〜5本。そうすると、スピードアップに慣れ、心拍数も上げられ、大胸筋を意識した泳ぎができる。私としては、効果のある練習だと思っている。一度お試しを。

 ランは、スタート直後、予想通りの2人と、予想外の3人が飛び出した。松野が丁度いいペースで走っていたので、並走させてもらった。洋子は出だし、少し後ろだがその内付いて来るだろう。
 予想外の内2人は2Kまでに追いついた。3Kあたりで、岩見を追い越したと思ったら、ダッシュして直ぐ追い越された。インターバルトレーニングは一人でやって下さい、って感じ?
 5K頃から、松野に離され始めた。ランパートは諦めても、せめて2種目GROSSでは勝ちたい。スイムタイムは分からないが、1分以上は負けないように、と思う。洋子も少し前に出たが、そのまま大きく離れることはない。後続で気になるのは川島。8Kでは松野は遥か前。でも、1分以内で収まるかも。洋子には一度追いつきかけたが、また離される。けれど、先ほどと同じで一気に差をつけられるところまでは行かない。ラストチャンスがあるかな。そして残り500m位で追いついた。ラストスパートなら負ける気はしなかった。
 終わってみれば、安川にGROSSで1秒負け。怪我からの回復途中とは言え、千載一遇の機会を逃したかも。こちらももっと練習して、完全復調した安川に挑戦するぞ!
 今年は、天候にも恵まれ、佐藤、塚越のボランティアにも助けられ、楽しく終えられた。スイム・ランでは2度目のNET1位だったが、出来過ぎなので、ハンディは減らさないように。
(文中、敬称略)


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